非常用持ち出し袋で何日間耐える必要があるの？

救助が来るまでの時間は災害の規模によっても異なります。
大災害が発生すれば人手が足りなくなって一人一人を助けるのにも時間がかかります。
大した災害でなければその日のうちに助かる場合もあるでしょう。
そのように様々なパターンがあるので、その状況によって非常用持ち出し袋に求められるものは異なります。
しかし、非常用持ち出し袋としての役目をしっかりと果たしてもらいたいと考えるのなら、3日間分は用意しましょう。

3日あれば、多くの人を救助することができます。
空腹の状態が続いては思考力も衰えていき冷静な判断もできなくなりがちなので、3日間は耐えましょう。
それができれば命を守ることにつながるはずです。

災害はいつ発生するか分からないので、非常用持ち出し袋を準備するという少しの手間は実践しておきましょう。
面倒くさがって後回しにしていたら、その間に地震がやってくるかもしれません。
快適な生活が送れている現在から、もしもの事態のことを考えておくことは役立ちます。
巨大地震がやってくると日頃の冷静さを欠いてしまい、混乱してしまうかもしれません。
そんな状況になってから避難の準備をするようでは手遅れです。

やはり落ち着いて行動できる今から、災害対策をしておくことが必要になります。
非常用持ち出し袋はいつ役に立つか分からないものです。
使わないで済むのが理想的なことですが、災害は明日にでも発生するかもしれません。
そのことを考えると非常用持ち出し袋を用意しておくことの重要性は分かるはずです。